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トップページ >2009年ブラジル アマゾン川 ピーコックバスフィッシング
<ブラジル アマゾン川 リオネグロ水系 ピ-コックバス遠征>
2009年度 アマゾン川のグランデを追い求める旅

(出国&到着) (釣り1日目) (釣り2・3・4日目) (釣り5・6日目) (マナウス到着)

(釣り2・3・4日目) 
今日も朝食を取り1日がスタート。
それにしても、アマゾン特有のスコールが全く来ない。川の水位が日に日に減水していくのが良く分かった。連日ピーカンの中での釣りとなり、結局この遠征では一滴の雨も降らなかった。贅沢な話ではあるが、一回はバケツをひっくり返した様なスコールを体験したかった・・・。
帰国後、今回の遠征の計画に協力してくれた友達の山中さん(アマゾン&熱帯魚のスペシャリスト)、に聞いて分かったのだが、どんどん減水していくスタート時期は、ピーコックがスポーニングに備え荒食いをするので良い釣りが出来る可能性が高いらしい。ナマズ釣りはその逆との事。
左手にテーピングを巻きながらもGoodサイズのバッカを釣り上げる田中さん。
連日のキャスティングで手はまめと擦り傷だらけ。しかもリールを握っている方の手のひらが筋肉痛。しかし釣れれば釣れるほど、更なる大物を目指しまたルアーを投げてしまう。
全体的に良くつれたが特にこの3日間は物凄く良かった。特に10時〜12時が活性が高く、この時間帯に大物が上がる傾向にあった。朝方や夕方も良いのだが小〜中型が多かった。
櫻井さんも良型をバシバシ上げています。(13Lb&15Lb)
私も10LBクラスをキャッチ!
憧れていたアマゾンのバッカとアスー もう最高です!
女性唯一の参加者である鈴木さんは正直凄かった・・・・。連日10lBオーバーを上げていらっしゃいました。しかも最も数を上げた日は1日で58匹(大きさは様々です)。
竹林さんは2日目に20lBを上げ、その後も連日15lB〜18Lbをコンスタントに釣り上げていらっしゃった。2日目にいきなり20Lbを釣り上げた事はかなりびっくりしましたが、1日で18Lbを2本+15Lbオーバーを1本上げた事。これには驚かされた・・・。釣りから帰って来て話を聞いていると、非常に良くポイントと魚の出方を観察していらっしゃる。あと何と言っても、キャスティング精度が極めて高い。この辺で釣果の差が出て来るのだと思う。

黒住さんが釣り上げた根性の有るバッカ。
TOPてこのサイズを釣る事も凄いが、このルアーに食いついたバッカの気合も相当なものである。
アマゾンのピーコックの根性はたいしたものだ。

13Lb〜16Lbのナイスサイズのバッカも上がっている。

今回は6日間の釣りの内、4回程キャンプ地を移動した。定期的に移動するのではなく、あくまでもアングラーの釣果や川のコンディションを見極め移動してくれる。
アングラーが釣りに出た後、キャンプ地は6時間程かけて上流へ移動。釣りが終了しキャンプへ戻ると全て準備は整っており、部屋のエアコンはガンガンに効いている状態です。
大型船でのサファリよりも遥かに浅瀬を移動出来るので、より奥地へキャンプを設置する事が出切る。その為釣り場への移動時間も極めて短い。本当に良く出来たシステムです。
廃墟となったフィッシングロッジ。
5年前までこの河川にもロッジが有ったようだが、現在は一軒も無い。勿論他のアングラーにも全く合わなかった。
昨年、有名なリオネグロロッジ(アマゾンクイーンも同様)が潰れてしまったが、やはり固定式のロッジは周辺の魚へのプレッシャーも高くなり難しいらしい。徐々に釣れなくなって行くし、そうなるとより遠くの釣り場まで1時間〜2時間も時間を掛けて連日移動しなくてはならなくなる。
その点、移動式のロッジは減水の状況に合わせ、水位が下がっている河川へ移動することが出来るので、よりコンディションの良い河川へ入る事が出来る。減水していない為に、河川のコンディションが良くない事を予め分かっていながら、そこへ行かなくてはならないのはアングラーにとってちょっと辛いものが有る。
しかし、たとえ移動式ロッジと言えど、水位変化が激しい時で、1日に1mも増水するので、とにかく行って見ないとコンディションは全く分からない。
日が高くなり気温・水温が上昇すると、大型ピーコックバスの活性が上がってくる。14時以降はスローになる傾向にあった。
この3日間は必ず何処かの船で18Lb〜20Lbの大物が上がったので、ロッジに帰ってからの報告が楽しみだった。
そしてついに、私のスイッシャー(ハイローラー/黒&白)にもモンスターが出た〜!!
本流と支流の合流地点の流れの筋にスイッシャーをキャスト。力いっぱいルアーを引く。物凄い音を立て、しぶきを上げながらルアーが動く。名付けて”男引き”
5m程ルアーを引いてきた時、爆発的な捕食音と共に一気にラインを出された。(余所見をしていたので、実はバイトの瞬間は見ていない)瞬時に強烈な鬼フッキングをかましたが、ロッドーから伝わってくる感触で、今までとは全く違うサイズが掛かった事は容易に分かった。シマノのワールドシャウラ1704Rをギンギンに絞込み、水中で激しくヘッドシェイクしている。
10Lbクラスも物凄く引くが、重みとスタミナ・パワーが桁違いだった。リョウガのスプールを力いっぱいに抑えてもラインが出て行ってしまう。急激に走られた時にトラブルが起きない様、ロッドのパワーを最大限に活かし、スプールを押さえ過ぎ無い様に慎重にファイトをした。膝も使いながらポンプアップし何とか魚を浮き上がらせた。
オ〜超デカイ・・・明かに今までの魚の倍はあろうかと思う大きさ。2回ほどランディングに失敗した・・・。3回目でベニーが頭から魚をすくい、巨大な魚体は無事ネットに収まった。夢の大型アスーだった!
20.5Lb 82cmのアスーさすがに物凄く重い!日に日に釣れるサイズがUPしていたので、20Lbが釣れる可能性を信じて投げ続けてはいたが、実際に手にしてみると本当にデカイ。
体表面がでこぼこ&ざらざらしており、10Lbクラスのピーコックとは明かに皮膚の感触が違う。とにかく体全体がごつい感じ。これは凄いものを釣ってしまった・・・。
スポーニングカラーなのだろうか、あごから尾びれに掛けて腹の部分が美しいオレンジ色に染まっている。腹ははちきれんばかりにパンパンである。口はおろし金の様に物凄くざらざらしていた。
特に印象的だったのは口と頭の大きさ。
そして、手際よく写真を撮り、弱らないうちにリリース。本当に美しい魚だった。サンキュー バス!
本当〜にアマゾンに来て良かった!
そして、ついに同船していた田中さんにも超強烈なバイト!!!
ここも本流と支流の合流地点のポイント。
周囲にはかなりの数のスポーニングベットがあり、レイダウンをボーマー16cmで攻めている時だった。殴り倒す様なバイトが来て、次の瞬間には物凄い勢いでラインが出て行った。黄色い巨大な魚体が一直線にストラクチャーへ向かって走って行き、一瞬本当に危ない場面も有ったが、田中さんは必至に耐えた。ガイドも私も固唾を飲んで見守った。数時間前に、明かに20Lbはあろうかと思われるアスーを逃がしていたので、こいつは取らない訳には行かない!
上写真はピーコックの突っ込みに必至に耐える田中さん。この力の入りようを感じて頂けるだろうか。シマノ ワールドシャウラ1704Rがバット部分からガッチリ絞り込まれている。
上がってきたのは待望のモンスターアスーだった!!
これまた強烈にデカイ。
20Lb 80cmオーバーのアスー。
一時はストラクチャーへ一気に走られハラハラしたが、取れて本当〜に良かった!おめでとう田中さん!
文句無しの20Lbピーコックバスだった。
立て向きでの1枚。
イヤー アマゾンに来て本当に良かった!
口といいひれといい、とにかく全てのパーツがデカイ。しかも美しい。
アマゾンにはこの魚体を遥かに超えるモンスターもいるのだろうな〜。
この後、少し下流でまたも超大型20Lbクラスのピーコックを目にする事となる。
バイトには至らなかったが、田中さんが引いていた大型スイッシャーへ、横っ飛びで襲い掛かってきた。口の先から尾びれの先まで完全に空中に出して、スイッシャーを頭ではじき飛ばして行った。
その頃他の船でもモンスターが上がっていた。
74cm-15Lbのアスー。
そして。↓
77cm-16Lbバッカ。
そしてついには!↓
85cm-19Lbオーバーのアスー!!
恐るべしアマゾン・・・・・。本当にやばいところへ来てしまった・・・・。
(まだまだいっぱい釣れましたが、とてもご紹介しきれない数ですのでこの辺にしておきます。)
キャンプへ帰ると、釣りをしている人が1人。  ⇒ここにもフライロッドを振っている人が1人。

あれ?! ここにも1人。
良く見るとほとんどの人が川の方を向いて釣りをしていた。
あの炎天下の中、10時間も釣りをして帰って来たというのに、全くどうかしている・・・(汗)。
勿論この後私も釣りをしましたが・・・。

ちなみにターゲットフィッシュはピラニア。そんなに遠投しなくても、近場へ餌を投げるとすぐに釣れる。
ピラニアの切り身でピラニアが釣れるし、ピラニアの泳がせでもピラニアが釣れる。
ピラニアは頭を切断した後、かなり時間が経過しても、口元へ物を近付けると噛み付く凄い生命力だった。
しかも、切断後数十分たっても心臓は動き続けていた・・・・。
しかし、めったな事では人間は襲わないらしい(多分)。実際キャンプ前の川で水浴びを毎日したが、噛まれたという話は聞いていない。

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※順次UP致しますので、続きは今しばらくお待ち下さい。
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