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トップページ >2009年ブラジル アマゾン川 ピーコックバスフィッシング
<ブラジル アマゾン川 リオネグロ水系 ピ-コックバス遠征>
2009年度 アマゾン川のグランデを追い求める旅

(出国&到着) (釣り1日目) (釣り2・3・4日目) (釣り5・6日目) (マナウス到着)

(釣り1日目) 
朝食・夕食はバイキングでした。食事の苦労は全く有りませんでした。
昼食は、テーブルに用意されているパンや・ハム・チーズなどで、自分でお好みのサンドイッチをつくり持って行きます。
朝食は6:00AM 出船は7:00AM ロッジへ戻ってくるのは5:00PMでした。
さあ!今日から本番、6日間の釣りのスタートです。
釣り始めのポイントまでは大抵15分ほどで到着します。そこから、1日中アマゾンの中をつり回ります。
田中さんは今日も快調に飛ばしています。
昨日10Lbオーバーが釣れたポイントに投げると、やはり良いサイズが釣れた。
ピーコックは大抵ストラクチャーや駆け上がりに付いていましたが、流れの中からもいっぱい出てきます。
明かに同じ様なサイズが固まっているので、大物が掛かった後ろから、更なる大物が追いかけて来る様子をよく目にしました。
基本的に岸際へ徹底してキャストします。岸際ぎりぎりで出る事も有りますが、3m〜4m引いてきてドカーンと出るパターンがほとんどでした。
遠征経験が豊富な櫻井さんは、自作スイッシャーで13Lbオーバーを連続ヒ〜ット!
毎日川の水温をチェックしたり、スイッシャーのウェイト調整や、ペラの調整に余念が無い非常に研究熱心な方。
今回の遠征でもそうだったが、彼の口から”疲れた”という言葉を今まで一度も聞いたことが無い。パプアニューギニアでは、私は熱中症で釣り2日目に、早々倒れてしまったが、彼は最終日まで何も言わず投げ倒した。今回の遠征でも、連日の物凄い日差し・強烈な暑さ&重たい大型ルアー&魚の出が渋いが投げ続けなくてはならない過酷な日も有った。当然そんな日は、やつれた表情でキャンプへ戻ってくるのだが、けして”疲れた”とは言わない。私なんか”ア〜超〜疲れた”の連続である。釣行後半戦なんか、1投ごとに言っていた気がする・・・。
ジャパニーズ・サムライ・アングラー、恐れ入りました・・。

私もハイローラーのリップローラーで13.5Lbをキャ〜ッチ!恐ろしく引いた。自分としては十分満足のいく大きさであったが、実はこの川では、まだまだお子様サイズであった・・・。
その他7Lb〜9Lbもキャッチ。
ロッドはワールドシャウラ・リールはカルカッタ09DC200・ラインはPE100Lb。
岸際へ投げる事が多いが、浅瀬では川の真ん中へ投げろといわれる事もしょっちゅう有る。
濁りが無いのでボトムがよく見えるのですが、直径80cm〜1m位の円状のマークが無数に有ります。それも半端な数では無くそこら中に有る。それらのマークを目がけてスイッシャーを引くと、数秒後にはドカーンと出る訳です(いつもでは無いが)。
これらは全てピーコックバスのスポーニング(産卵)の痕跡で、大抵新しいスポーニングベット近くには、親が卵や稚魚を守る為にうろうろしています。
ロッジが設置して有る砂地に、無数の穴が有った理由がこれで納得出来た。
他の船でも良型がバシバシ上がりました。
ミノーで大型が掛かる時もありますが、ミノーの場合は小型や中型も違和感無くバイトしてくるので、スイッシャーを引いていた方が大型の可能性が高まります。キャストし1回か2回スイッシャーを引くと、そこに居た魚は驚いて一度散りますが、大型のピーコックに関してはUターンしてルアーに襲い掛かって来ます。
突き刺さるような強烈な日差しの中で、1日中スイッシャーを引き倒すのは体力的に本当に大変ですが、グランデを釣るには迷わず無心でスイッシャーをなげるべし。

この日の釣果は、TOTAL128匹 /4Lb〜8Lbが118匹 /8Lb〜14Lbが9匹 /20Lbが1匹でした。
そう、釣り初日にあっさり、竹林さんが20Lbを上げてしまったのです・・・(汗)。とてつもなくデカイのがいる事は分かっていたが、本当に釣れるとは・・・。これで目標サイズが一気に上がると同時に、みなのテンションも更に上がりました。
翌日からの釣行で、ついに!!アマゾンのグランデが大爆発する事となる!
釣りが終了しベースキャンプに戻ると、まずは風呂!ピラニアがぱい釣れた場所ではあるが、マナウス空港で渡されたサファリの説明書に、川で泳ぐ事を恐れるなと書いてあったので迷わず入った。もっとも最初から入るつもりで来たので、水着も持ってきたし、水中眼鏡も持ってきた。田中さんは足ひれも持ってきた。
川に浸かっていると、体中を小魚がいっぱい突いてくる(たまに少々痛いヤツもいた)。箱根の小涌園ユネッサンのドクターフィッシュさながらである。

宿泊した水上キャビンは大変快適でした。トイレ・洗面所・シャワーが各キャビンごとに付いている。しかも釣りから戻ると、ダウンジャケットが必要な位い冷房が強烈にきいていた。あまりに快適なサファリなので、アマゾンの奥地に来ている実感が全〜くなかった。真夏の九州や沖縄に釣りにでも来ているような感覚である。しかし、ビザも取ったし、間違えなくデルタ航空を乗り継いでここまでやってきた。やはりここは、紛れも無いブラジルアマゾンである。

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